いつも、とくし丸事業にご協力いただき、ありがとうございます。皆さんのおかげで現在、とくし丸の全国稼働台数が1,150台を超えるまでになりました。1台平均150人のお客さんとすると、17万人を超えるお客さんに3日もあれば全員と顔を合わせ会話できるネットワークを確立したことになります。
創業当初から言い続けていた「とくし丸はインフラでありメディアです」という表現が、まさに現実になってきました。そこで、この唯一無二のネットワークを活用し、新雑誌を創刊しました。

それが「ぐ～す～月刊とくし丸」です。「ぐ～す～」とは「偶数」であり、文字通り偶数月に隔月刊で発行する雑誌です。もちろん読者対象は、とくし丸のお客さん、そしてとくし丸予備軍ともいえる、スーパー店頭にお越しの高齢者の皆さんです。デジタル化がこれだけ進む中、あえてのアナログ雑誌で臨みます。これから数年のうちに団塊の世代である方々が、大きな波となってとくし丸の顧客対象になってきます。この方々に向けて「生きがい」や「楽しさ」をお届けできる雑誌を作りたい。そう考えての創刊です。

でも、しかし。

正直、雑誌が売れない時代です。しかしそれは「置いておくだけでは」という条件がつきます。新聞が今まで強かったのは、記事の内容はもちろん、それにプラス「毎日、自宅まで宅配してくれる販売店網を確立していたから」という点があります。

そうです。なぜ今回、ぐ〜す〜月刊とくし丸を創刊したかといえば、この独自の販売網を持てるまでになったからです。今、全国でとくし丸をご利用いただいているお客さん約17万人以上に、発売のたびに「今月、こんなのが出たよ」と、毎回お届けできるのです。

活字好き、雑誌好きの方々は、年齢を問わず3〜4割はいます。でも、毎日、新聞は読んでいるけど、その他の雑誌を読みたくても近くに書店はないし、コンビニには若い人向けの雑誌しか売ってない、という人は多いはずです。

そんな「雑誌を読みたいけど手に入らない」というお客さんに、ぜひこのぐ〜す〜月刊とくし丸を届けたいのです。しかも、全国初かも知れない、80歳前後を読者対象にした雑誌です。ちなみに、誌面の文字の大きさは最大級だと思います。

この雑誌は、移動スーパーとくし丸の車両と、とくし丸提携スーパーで販売します。とくし丸と提携していないスーパーやコンビニ、書店では買えない商品です。